2021-03-12 第204回国会 参議院 予算委員会 第10号
今般の倫理法違反事案について、二月二十四日付けで、国家公務員倫理審査会の承認を得て違反者に対する処分を行いました。 この処分は、国家公務員法に基づき人事院規則に定められた基準に従って行ったものでございます。
今般の倫理法違反事案について、二月二十四日付けで、国家公務員倫理審査会の承認を得て違反者に対する処分を行いました。 この処分は、国家公務員法に基づき人事院規則に定められた基準に従って行ったものでございます。
なお、予算委員会では、省庁職員の倫理法違反事案が議論となりました。本事案については、私からも、各省庁における適正な対応を求めたいと思います。 しかしながら、各省の報告等によれば、行政に対する不適切な働きかけはなかったということであり、予算案に反対する理由にならないのは明らかです。 当事者による調査は信用性に欠けるという指摘もあります。
今般の倫理法違反事案においては、違反者に対し、七名に減給、二名に戒告、二名に訓告、うち一名は出向中のため訓告相当の処分を行いました。 今回の処分は、人事院規則に定められている懲戒処分基準等に基づき、他の処分事例を考慮し、国家公務員倫理審査会の承認もいただいて確定したものであり、このため、処分が軽過ぎるとは考えておりません。 また、秋本官房付についての御質問がございました。
今後の在り方でありますけれども、委員の御指摘のような御意見もある一方で、現在この倫理法違反事案というのはまだ増減を繰り返しているような状況でありまして、残念ながらまだなくなっていないところであります。この倫理法の精神というものが全公務員にやはり浸透しているとはまだ言い難い状況じゃないかなというふうに思います。